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常磐開発株式会社(※)の本社エントランス脇には、常磐炭礦時代の遺構の一つ「湯本第五坑人道」の坑口が銘板の付いた状態で残されています。当初は石炭、炭鉱労働者とも同じ抗口を使用していましたが、炭鉱が発展し、物資と人の輸送が分けられ、うち人が利用していたものが「人道」で、こちらはその抗口になります。
遺構は同社私有地内にあり、自由に立ち入ることはできませんので、近くで観てみたい人は、まずは会社またはNPO法人常磐炭田史研究会に連絡・相談してみましょう。

※1960年に常磐炭礦株式会社から独立した、建設・環境・不動産事業を営む会社で、スパリゾートハワイアンズの施工を行った会社でもあります。