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「さるぼぼ」は、飛騨地方で古くから作られている人形です。
飛騨弁では、赤ん坊のことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」を意味するもので、安産や良縁、無病息災等を願うお守りです。
こちらの「願掛けなでさるぼぼ」は撫でると、願いが叶うとして置かれているもので、こちらは伝統的なものではありません。
隣にある「満願成就の棚」は、願いが叶い役目を終えたさるぼぼを返す所で、毎年春に地元のさるぼぼ製造協同組合が、全国から集まったさるぼぼと共に飛騨国分寺で供養を行っています。

「願掛けなでさるぼぼ」の説明板

左右にあるのが「満願成就の棚」