漫然懐古紀行

全国津々浦々、地域の歴史や美味しいもの等を探し、楽しむ旅の記録

SALON de 蔵

2025-04-16 20:52:05
2025-04-17 20:38:29
目次

江戸時代、平藩御用商人の金物屋であった「釜屋」の蔵(倉庫)の跡。

1906年の大火による店舗消失を受け、耐火性のある土蔵造りの店蔵と煉瓦造りの袖蔵に建て直され、のちに洋風の石張り建築の蔵で繋がれました。

釜屋はその後、「諸橋金物株式会社」、「諸橋」と名称を変えながら発展していきましたが、2002年に自己破産。敷地内の建物のほとんどは取り壊され、マンションが建設される中で、この蔵群は「由緒ある建物を後世に残す」ことを目的に、地元の方が取得、リノベーションされ、2006年に「SALON de 蔵」としてオープンしました。

最も大きな土蔵造りの店蔵はギャラリーホールとヘアーサロン、石張り建物は珈琲豆販売店、煉瓦造りの蔵はショットバーのテナントが入っています。

この記事を書いた人

ゆきかぜ

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