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江戸時代、平藩御用商人の金物屋であった「釜屋」の蔵(倉庫)の跡。
1906年の大火による店舗消失を受け、耐火性のある土蔵造りの店蔵と煉瓦造りの袖蔵に建て直され、のちに洋風の石張り建築の蔵で繋がれました。
釜屋はその後、「諸橋金物株式会社」、「諸橋」と名称を変えながら発展していきましたが、2002年に自己破産。敷地内の建物のほとんどは取り壊され、マンションが建設される中で、この蔵群は「由緒ある建物を後世に残す」ことを目的に、地元の方が取得、リノベーションされ、2006年に「SALON de 蔵」としてオープンしました。
最も大きな土蔵造りの店蔵はギャラリーホールとヘアーサロン、石張り建物は珈琲豆販売店、煉瓦造りの蔵はショットバーのテナントが入っています。
